第6章 自分は、親に3つの関心力を持たせて欲しかった。

Last Updated on 2022年9月9日 by 高橋 秀明

子どもは、友だちと仲良くする方法を知らんのじゃ。

えー! 知らないんですか?

うそうそ、実は、本当はよく知っているんじゃ。じゃが、年数が経つうちに忘れてしまうんじゃな。

どうしてかというと、親が他人と比較し、自分の子どもを他人の子どもより優秀な子どもにしようと、他の子どもと比較するような言動をしたり、優秀な学校に入れようと子どもが交流する時間を削ったりしたり、社会が子どもの記憶力に点数をつけ、比較を助長してうため、子どもたちは、仲良くする方法を忘れてしまったんじゃ。

また、交流の仕方は、技術でもあるため、学びが必要なのだが、残念ながら親も学校も教えてはくれないのが現状なんじゃな。寂しい限りじゃのう。

どうして教えてくれないんですか?

それは、昔から、日本人の心の中に、自分さえ良ければ、自分の家族さえ良ければ、といった不安な気持ちがあるため、利己主義でないといられない気持ちを持ってしまっているからかもしれんのう。

悪代官がそこら中にいたのも、士農工商という身分制度を敷いたのも事実じゃからな。みんなが利他主義になれば、楽しく暮らせるのじゃがな。じゃが、最近は、生き方の本などいろんなところで、利他の考え方が少しずつ浸透していると思っている。お互いに信頼関係を構築する技術を学べば、日本はもっともっと良くなると思うぞ。

では、親はどうすれば良いのでしょうか?

親が、自己肯定感を持つこと、そして、好奇心を持ち、多くの人の話を傾聴して交流の幅を広げ、子どもに伝えること。
例えば、親の友人との会話や旅行、パーティーの中に子どもを参加させてあげることや、親の交流の場所に連れて行ってあげることも良いと思うぞ。

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「受容する心」と「共感する心」と「一致した心」を持つことで、相手を思いやる優しい心が得られる。

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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