19.子どもの自分は、理解力を持ちたかった。

Last Updated on 2022年9月9日 by 高橋 秀明

「理解力」とは、「自己理解」と「共感的理解」の2つがあり、自分自身を理解する力が「自己理解」となり、相手を理解する力が「共感的理解」となる。
「自己理解」は、自分はどんな性格で、どんなことが得意・不得意で、どんなことに自信があるなどの理解をしているという事じゃ。
「共感的理解」は、相手の感情を自分に起こった出来事かのように感じる、相手を心から理解してあげる力のことじゃ。
自分で自分のことを理解するって難しいし、相手のことを理解するのも難しいな。

相手がどう思ったか何て分からないですよね。

人は、悩み苦しんだとき誰かに助けを求める。もちろん、嬉しかったときにも誰かに楽しかったことを伝えようとするじゃろ。

確かに、聞いて欲しいって思いますよね。喜びを分かち合いたいとか。

聞いて欲しいって思って、良かったね、とか、大変だったね、で終わらされると寂しいと思わんか?

そうですね。それだけでも癒やされますが、共感がないですよね。その場に、その人がその場にいたかのように共感してもらえたら、「感動するよね」って嬉しくなるし、「つらいよね」ってつらさを分かち合えると、もっと心が安らげますよね。

誰しも、感情を分かち合いたいと思っているが、どう受け止めれば良いのか分からないのは、この「共感的理解力」を学んでないから何じゃ。

まず、自己理解力を持つにはどうしたらよいですか?

自己理解力は、自分の得意・不得意などだから、自分で思ったことを書き出す事と、親や友だちなどに聞くことで、客観的に理解ができる。

共感的理解力を持つには、どうしたらよいですか?

まずは、親が、自分を自己理解していること。自分はこういう人間だと理解し、それを子どもに伝える。子どもは自分自身がどのような人間なのかを考える手本となり、自己理解につながる。
そして、子どもが共感して欲しいときに、、親がしっかり共感してあげることで、子どもは、「共感してもらうことはとても嬉しいこと」を感じることができるので、後に友人などに共感してあげることができるようになるわけじゃ。

目次

相手の考えや思いを理解する力である、共感的理解力を持ちたい。

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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