Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明
いきなりの質問じゃが、おぬしは、子育てをどこで学んだ?
子育ては、学校でも教えてくれませんし、医者も知人も教えてくれませんでした。なので、学んでいませんね。あるとすると、産婦人科での会話か、役所の講習か、親ですかね。現実的には、自分を育ててくれた親になりますね。
親は、どこで子育てを学んだと思う?
そう考えると、親の親になりますかね。
親から学ぼうと思って、子どもの頃から自分が成長しながら学んでいる人なんか一人もいないし、子どもを育てる上で悩んだ時かだけであって、事前に聞かされるということもほとんどないと思う。
そうですね、知らないことは聞くしかないですね。近くにいなかったので、悩みまくりましたね。特に夜中とか、休日とか。
現状では、親の子育てが、正しい、間違っているも分からず、ただ単に、親の子育て真似する(自分が育てられた方法)しか知らないということになるが、それで良いと思うか?
今までの話をまとめると、正しいとは到底思えないですね。なにせ、自分の親は、子どものことを考えて作り、育てようとしたわけではないので。
もちろん、親の子育てがすべて間違っていると言いたい訳じゃないんじゃ。親から育てられた方法が、合っているのか間違っているか判断できる能力が親には必要だと考えているということじゃ。判断する能力を持つということは、2つ以上の違った考え方を提示し、親自らが取捨選択できるようにするということじゃ。
そのためにも、子育てのキホンの教科書の普及が大切だと考えているんですね。
そうじゃな。ここで書かれていることも、全員に必ず当てはまるとは考えていない。どちらかというと、思考する機会を増やして欲しいし、自分の意志で決断して欲しい。親が子どものことを考えて、子育てについて本を読み、勉強し、決断して対応してくれた。これが、子どもにとって自信となるわけじゃ。
決して、何も考えずに、受け継いだものではないということですね。
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