31. 今まで学習したことを振り返り、比較する。

今までこの冊子で勉強してきたことと、子どもの自分が親から受けた行動や発言を重ねてみよう。

子どもの自分が長い間苦しんでいたことを思うといたたまれないですね。なにせ、親から受け取った物ですから。

まあ、これから笑顔にしていくんじゃからその点はしっかり切り替えていこう。

はい。

子どもの自分から聞いた言葉は、とても重要な位置を占めていると思うが、それ以外に、自分自身が子どもの頃に親から受け取った言動を振り替えり、比較してみよう。

いろんな違いが見えてきます。

一つ注意してもらいたいのは、この冊子の言っていることが全て正しくて、親の取ってきた行動が全て間違っているわけではないということじゃ。知識で比較する部分もあるかもしれんが、大切なのは、「自分の心で何を感じたか」なんじゃな。

何を感じたか？

そうじゃ。知識で受け止めるのではなく、あくまで子どもの頃の自分の感情で物事を受け取ることが大事なんじゃ。

バランスが難しいですね。

要するに、最終的には、自分の納得感が意味を持つということじゃ。もしかしたら、直感が大切なのかもしれん。何かおかしい、という感覚も取り入れて比較し、書き出してみよう。