32.自分は悪くないことを明確にする

Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明

以下にあげるのは、ほんの一例じゃ。自分なりに言葉を作って、自分のせいではないことを明確にしてみよう。

よろしくお願いします。

「『だって子どもだよ!』子どもが親の言う通りにできる訳ないじゃん!」

子どもは、親が言った通りにできる訳がありません。何回言われてもできません。子どもは、やりたいことをします。それが、子どもにとってできることだからです。子育ての本を読めばわかることです。親が子育てを勉強せずに、子育てをするなんて、子どもに対して無礼千万です。子どもが言うことを聞かないからと言って、怒鳴ったり叩いたりして言うことを聞かせる行為は間違いです。

「学校でいじめられたことを親に言えなかったのは親のせい」

学校でいじめられた時、親に言えませんでした。言うのが怖かったからです。心配かけたくなかったからです。子どもの気持ちの寄り添うのが親の仕事です。子どもが素直に話せない環境を作ったせいで、親に話せなくなってしまいました。いつでも、しっかり聞いてくれる親子関係であれば、楽しい話もつらい話も悲しい話もできたのに、それができなかった。

「勉強ができなかったのは親のせい」

子どもの成績が悪いのを、子どものせいにする親がいますが間違いです。成績が悪いのは、勉強の楽しさを親が教えてくれないからです。学校の先生が楽しさを教えていないのであれば、親が学校の先生と話をするべきです。子どもは、興味を持ち、楽しく、もっと知りたいと思えば、おのずと勉強します。だって、楽しいからです。楽しさを日ごろ伝えられないのは、親自身の問題です。子どもの問題でないことは明らかです。

「就職できなかったのは親のせい」

就職に必要な情報を親として、何を提供したのでしょうか。就職先の情報ですか? 早く就職しろと言う言葉ですか? 子どもの気持ちを聴きましたか? 何が大切なのか伝えましたか? 子どものやりたいことを素直に受け止めましたか? 自分のエゴを出さずに聴くことができましかた? 子どもが親にして欲しいことを親はしないで、親は、子どもにして欲しいことを押し付けていませんか? 子どもを作ろうと思った目的は何ですか?

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子どもに適切な知恵を授けるのが親の役目。

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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