33.イメージの中でしっかり指摘する

Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明

親に伝える言葉を明確にできたら、次は、しっかり親に指摘していく作業になるんじゃ。大人の能力を使って、子どもの立場で、親の子育ての間違いを伝えるんじゃな。くれぐれも、大人の立場を考える必要はないぞ。

どうして、大人の立場で考えてはいけないのですか?

大人の立場とは、大人になって子ども時代のことを振り返った時、どうしても過去の情景を美化してしまうからじゃ。「叩かれて良かった。何回も叩かれたから今の自分があるんだ」、「怒鳴られながら勉強したから今の自分があるんだ」と考えてしまうからじゃ。

子どもの気持ちと乖離しているのに、自分を気遣っているのではなく、親を気遣っているというのが分かりますね。

なぜ、トラウマを持ってしまったのかと言うと、それは、子どもの時に、言いたいことが言えなかったからなんじゃ。もし、子どもの時、今のあなたの能力があって、しっかり親と向き合うことができたならば、トラウマにならなかったじゃろう。親より上の目線で、親をさとしてあげる気持ちで対応しようと思うことが大事なんじゃ。

そうすることで、親と同等の位置関係が作れるわけですね。

あなたを強くする方法は、子どもの頃のあなたを強くすることなんじゃ。大人の自分の能力を使って、子どもの自分を強くしよう。親の間違った「しつけ」に、しっかり間違っていると指摘するんじゃ。

指摘できますか?

もちろん、指摘できるぞ。なぜなら、トラウマを持ってしまったからじゃ。

あなたがトラウマを持ってしまったとするなら、それは、親の子育てが間違っていたと言うことですね。

現在と過去を混ぜているので、混乱するかもしれんが、過去を思い出しつつ、冷静な対応ができる能力が、あなたを強くするんじゃ。ぜひ、頑張って欲しい。

目次

自分の理解が正しいことを腑に落とし、相手の間違いを指摘しよう。

心理カウンセリングを行っています。

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