第12章 イメージの中で親の反論に冷静に答える

Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明

~自分の心は自分で作りなおせる~

第八章の中でいろいろやってもらったが、率直な感想を聞かせて欲しい。

そうですね。自分なりに言いたいことは言えたと思うもですが、相手もさることながらいろんな言い回しを使って、正当化してきますね。

イメージの中でとはいえ、親は自分の行動は正しい、間違っているのはおまえだと反論してくる。

なにせ、子どもの諭されるなんて自分のプライドが傷つけられたようなもんですからね。

じゃが、こちらもしっかり冷静に答えられるように知識を増やしておく必要がある。もちろん、今までの勉強で答えられるようになってきたと思うが、いろんな理由をつけて、親は自分の子育てを正当化してくるだろう。もしかしたら、反発を覚悟で言ってくることがあるかもしれん。

どんなことを言われても、冷静に対応できるようにすることが大切なのですね。

そうじゃな。相手を説得するだけの勉強が必要だということじゃ。一番難しいのが、相手が威圧的になってきた時じゃ。つまり、そなたに恐怖感を与えて黙らせようとする方法じゃな。

そういう場合はどうしたらよいのですか?

イメージなので、相手の形などを変化させていくんじゃ。

相手の形を変える?

そう、怖い顔の人でも、小さくすれば怖さも小さくなるし、怒鳴り声も音量が小さくなったり、高音になったりすると怖さが半減する。そうやって、相手より強い自分をイメージするんじゃ。

そんなので、いいんですか?

大丈夫じゃ。あらゆる方法を使って、相手を諭すことに目的とし、自分の発言などに自信を持つことが大切なのじゃ。

なるほど、どういう手段かではなく、結果として自分の心が強くなればよいのですね。

そういうことじゃ。だから、イメージの中とはいえ、こっちが相手を怒鳴ったり、叩いたりして、感情的になってはいけないということじゃ。そんなことをしたら、相手と同じになってしまうからな。

あくまで、大人の対応をこちらは維持しつつ対応することが大切なのですね。

そういうことじゃ。それができると言うことは、実社会の中でも自信を持って行動することができる自分になれるということじゃ。

冷静な判断、冷静な対応、必要なところでしっかり相手を諭す能力や勇気を持ち、自分の持ち味を発揮する力を手にできている自分がいると言うことですね。

目次

イメージの世界で、冷静に応えられれば、現実に反映できる力になる。

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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