35. 繰り返し、繰り返し

先ほどの反論をする作業は、子どもと親の関係のように見えて、実は大人同士の関係でも、どのような時にどのような対応とすると、良いのかが見えてくるんじゃ。

なるほど、大人同士の会話でも適切な会話の仕方にたどり着くわけですね。

反論すると書いているが、勝つことが目的ではないのじゃ。あくまで指摘して諭すことが目的じゃ。

イメージの中で、反論を聴いたら、しっかり答えを言えるように考えておくことで、とっさの時に素早く答えられるようになるわけですね。

例えば、「どうすればよいと思っているのか？」と質問して、「分からない」と返ってきたとき、あなたなりのアイデアが出せるように考えて置くことが大切じゃな。ネットを見たり本を読んだりして勉強をしておこう。

親が「分からない」と言ってきたらどうするんですか？

親に、「子どもを作ろうと思った目的は何か？」と聞いてみるとよいじゃろう。親のエゴか、ストレスか、何か見えてくるかもしれない。答えに行き詰まるかもしれない。どのような答えにせよ、自分が親に同じ事言われたらどう感じるか聞いてみると良い。

本気で子育てしたかったのかどうか分かりますね。