Last Updated on 2022年9月9日 by 高橋 秀明
子どもが知識を広げたいと意欲的になるための方法は、好奇心という心を活性化させることが大事なのじゃ。
好奇心ですか?
そうじゃ、好奇心を活性化することで、幅広い知識や深い知識を得ることができ、相手の考えを知りたいと思う気持ちを持つことができる。そして、自分が何をやりたいのか、自分の価値観を強く明確なものにしてくれるのじゃ。
好奇心は、3つあるって聞いたことがあります。
そうじゃな。1つめは拡散的好奇心、2つめは知的好奇心、3つめは共感的好奇心と言われている。
拡散的好奇心は、薄く広い知識、見たもの、聞こえた音、嗅いだ香り、味わった味覚、いろんなものに関心を示すことで世の中には何が、どんなことがあるのかが分かる。学ぶことや、知ることが楽しくなるので、年齢に関係なくいつまでも新しいものに興味を持ち、手にれようとしたくなる感覚を持つことができるのじゃ。
知的好奇心は、自分が得意と思える分野に特化し、深く掘り下げることで更に発展したアイデアが出てきたり、同じ専門分野に関心がある人と深く通じ合うことができる。拡散的好奇心と一緒に考えることで違う分野との融合など新しい分野を作ったり、思いもよらないものが世に出たりする力となるわけじゃ。
共感的好奇心は、相手はどんな人か、相手はどんな考えを持っているのかなど、相手に関心を持ち、相手の関心ごとに関心を持つことで、相手との会話がスムーズとなり、お互いに能力を高め合う環境を作ることができる。それぞれ、別々のものとして存在するのではなく、連携することでより自分の幅を広げることができるのじゃ。
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