【不安の原因】どうして心の中がザワザワしてるの?

不安が起こる場面

不安が起こる場面っていろいろありますよね。

急な頼まれごとや急な用事、急な仕事と言った、「急にやらなければいけないこと」が起こった場合、「準備ができていない」「時間的に間に合うか」「適切な対応が取れるかどうか」などの不安を感じて、「早くやらなきゃ」とか「どこから手をつければいいんだろう?」って焦っちゃいます。

やったことがないプレゼンやはじめてする業務といった、今までやったことがないこと」をやる必要がある場合も、「知識がない」し、「慣れていない」し、「他の人と差が見えてしまうからバレないように」などの不安が生じます。

恋人ができたら「嫌われたらどうしよう」とか、「本当に自分のことが好きなのか?」といった不安や、旦那の帰りが遅かったら「仕事が忙しくて体調管理ができているのか?」「本当に残業なの? 飲みに行っているんじゃないの?」など、邪念が膨らみます。

不安は、いろんなところに、誰にでも起こるものですし、不安があると、常に頭の中でグルグルさせてしまいます。

では、どうしてこのような不安が起こるのでしょうか?不安が起こる原因について内的な面と外的な面で書いてみました。

不安が起こる原因(内的要因)

不安が起こる内面的な原因として3つ挙げてみました。

1.知識(情報)不足

正確な情報を持たないで、物事に直面した場合に不安を感じます。なぜ、このような事態を招いているのか、今、何が起こっているのかなど理解できていないため、不安を持ってしまうのです。

もしかしたら、知識(情報)不足かも? と思ったら、インターネットで「○○について」「○○の特徴」「○○の基礎」などを検索してみてください。情報はたくさんあります。情報に飲まれないためには、検索して上がってきたサイト上から5つほど(広告を除いて)読んでみてください。

新しい情報が入ると、不安が軽減されてくると思います。

2.思い込みや先入観

過去の経験や社会的な影響から、人は思い込みや先入観を持ち、その結果、人間関係が悪化するなどで不安を感じてしまいます。

もしかしたら、自分の思い込みかもしれませんし、相手の思い込みかもしれません。思い込みというキーワードで検索して見たり、こんな思い込みがあると人に言われたり、自分が感じたものがあれば、そのキーワードで検索してみてください。

思い込みや信じ込み(バイアスとも言います)で検索して情報を増やしてみましょう。

3.トラウマ

過去のトラウマ体験により、同じような体験をした時、同じ不安に駆られ、同じ恐怖を感じてしまいます。

上記3つは、別々のようにも見えますが、たぶん知識不足という大きな輪の中に思い込みの輪があって、その中にトラウマがあると考えています。

トラウマは、特に恐怖感という感情に支配されているため、情報や思い込みがあるかもとすら避けてしまいます。この場合、一人では対応できないと思うので、専門的なカウンセラーのカウンセリングを受けられると良いと思います。

不安が起こる原因(外的要因)

不安が起こる外面的な原因として3つ挙げてみました。

1.環境要因

環境の変化(学年が上がる、職場環境が変わる、家庭環境が変わる、引っ越しなどの生活の変化など)による不安もあります。上記1~3に含まれると考えています。

環境の変化に対応できるかどうかは、環境をじっくり観察し、自分にはどんな知識が不足しているかを書き出し、ひとつひとつ確認していきましょう。どんどん、不安が減ってくると思いますよ。

2.社会的圧力

職場環境、学校環境、家庭環境、法律による過度な縛り、仕事に忙殺されるなどの状況に置かれることが不安の原因となります。上記1~3に含まれると考えています。

ちょっと込み入った知識(情報)不足と思われます。一人で対応できない内容になってくると思いますので、その場の専門の方に相談することで、不安が減ってくると思います。

誰が何を知っているのか? まずは、ネットで検索すると良いと思います。

3.先天的要因

生まれながらに持っている資質から及ぼされる不安については、病的な要素などがあると思われます。上記1~3に含まれない要素があると考えています。

病院に行っても、よく分からない場合がありますので、セカンドオピニオンは大事ですね。私の関連するところで言えば、精神科や心療内科に行くことにためらう人がたくさんいます。(ちなみに私は医者じゃありません)

うつ症状や、うつ気味だから、心療内科に行ってみたらと促しても、行かない人が多いですね。心療内科に行くと心の病を自ら認めてしまうのが怖いという方もいらっしゃいました。(でも、実際そうなんだから!と思うんですけど、強制はできないですからね)

どこの病院でも、行きやすくする方法は、自分のためではないと思うこと。(実際は、自分のためですけど。)

「後学のため」とか、友だちが病気になったとき「自分が知っている」と言えるようになるため、「どんなところだろう?と、好奇心を持ってみてみたかった」でも良いと思います。自分のことじゃないという理由付けをすると行きやすくなりますよ。


このサイトでは、内的要因がメインですが、影響は外的要因から生じるものなので、両方の話を伺いながら、対応させていただきます。

高橋秀明(しゅうめい)

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴