1.トラウマの原因は、親の無知

Last Updated on 2022年9月8日 by 高橋 秀明

親の一部には、「しつけ」と称して叩いたり暴言を使う子育ては問題ないと思っている人もおるが、決して「しつけ」ではないんじゃな。叩くことも暴言を使うことも暴行なのじゃ。決して許される行為ではない。子どもがトラウマを持ってしまうからじゃ。これ以上の明確な理由はない。

子どもがトラウマを持たないようにしつけることはできないんでしょうか?

子どもが赤ちゃんの時、おむつを取り替えるよな。ちゃんと勉強しないと取り替え方はわからんじゃろ。赤ん坊が泣いている時、どう対応したらよいのか分からないから、親に聞いたり、助産師さんに聴いたり、病院に行ったり、市区町村の相談窓口に行って、できるようになろうとするわけじゃ。

知らないことは、調べたり聞かないと分からないですよね。

自分たち夫婦のしつけで、一人の人間を育てられると思っているが、できる訳がない。
なぜなら、子育てについて、知識がないからできないんじゃ。

知らなかったら、今まで通り、専門の人にたずねればいいんですよね。

しかし、親にトラウマがあったり、恥ずかしい気持ちや、世間体が悪いという思いがあると聞くことを恐れてしまうんじゃな。結局、分からないまま、自分勝手に育ててしまうわけじゃ。
分からないので、無理やり教え込ませようとする。
自分が育ったやり方をする。親の無知が、子どもへの暴力や暴言、強制に発展し、子どものトラウマを作ってしまうんじゃ。

普通、知らなかったら勉強しますよね。高校でも大学でも、受験して、その学校に見合った能力を持った人を入学させようとするわけですよね。

子育ての場合はどうじゃ? 親は子育てを勉強しているか? してないよな。子育ての本を読んで基礎知識を勉強してから、子どもをつくろうと思った人ってどれだけいると思う? ほとんど皆無だとわしゃ思うぞ。でも、それって変だと思わんか?

子育てを知らないと自覚した段階で、勉強されるのであれば、まだ良いのかもしれませんが、知らないし、勉強しようともしない親が多いのではないでしょうか?

いろいろ、意見はあると思うが、個人的には、子どもを作ろうと思う前であり、結婚を考える前に子育てを勉強するのが良いと思っている。
そして、勉強する時間が持て、考える時間が持てる時期と考えると、高等学校や大学の授業で教育できたら良いと思う。

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学生時代に、子育てについて勉強できる機会を持つころができれば、世の中は変わると思う。

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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