Last Updated on 2022年9月9日 by 高橋 秀明
「共感的好奇心」とは、「『相手はどう考えているのだろうか?』や『相手はどう感じているのか?』を知りたい」と思う「感覚」のことじゃ。
相手の考えやどう感じているのかが分かると交流しやすいですよね。
世の中、自分一人じゃ何もできないし、役割分担があるからこそ、会社でも、スポーツでもみんなでするからこそ成し遂げられる訳じゃ。
しかし、みんなの考えやどう感じているか分からないと、自分が何かしたいと思った時、みんなもそう思って一緒にやってくれたらいいけど、もし、違っていたら、自分だけでやるしかないわけじゃ。
相手の心の中は読めないですからね。読めても違ったら落ち込んじゃいますね。
そうじゃな。だから、相手はどう考えているんだろう?って考えるに至るし、逆に、相手の思いに「そうだよね」って共感してあげることで、相手とつながるわけじゃな。
共感することで、相手は「分かってくれた、良かった」って思ってくれるから、相手は安心して自分にお願いしてくれるようになるんですね。
逆に、相手は、「自分のために何かしてくれている」と思うから、「相手に何かしてあげよう」って思うわけじゃな。
共感的好奇心が、自分がやりたいことを達成するために必要な要素であることを知っているので、相手の気持ちを知りたいと思うわけじゃな。
共感的好奇心は、どうすれば持つことができるのでしょうか。
一番最初の交流を考えると、やはりお母さんでしょうな。
お母さんを喜ばせたい、お母さんの役に立ちたい、それを叶えるには、お母さんの好きな物は何か? どうしたら喜んでくれるだろうか? と、いろいろ考え、絵を描いてプレゼントしたり、するわけじゃな。
喜んでくれるだろうと思って「ダンゴムシの箱詰め」を渡して、ビックリされることもあるじゃろうが。
怖っ!
やはり、最初にいかにお母さんとの交流を適切に行なえたかが大事なんですね。
そうじゃな、母親との交流で自己肯定感も好奇心も満たされる。もちろん、途中からはお父さんも加わってくるが、感情や感覚を身に付ける時期に必要なのは母性、女性性であるから、お母さんがメインということになるな。
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