ダイエットを目的にしない潜在意識ダイエット

Last Updated on 2022年5月25日 by 高橋 秀明

今まで、いろんなダイエット法を試してきました。そのときは上手くいくのですが、結局元に戻ってしまいます。どうしたら、上手くいった状態を維持することができるのでしょうか。教えてください。

一般的なダイエットは、どうすれば体重を下げられるのかを考え、食事の量を調整し体重計を毎日見たり記録したり、日ごろの運動より多めに運動することでエネルギーを消費したりします。

結論から言うと、私もいろいろ試したのですが、上手くいきませんでした。なぜ、上手くいかなかったのかと言いますと、「無理をしたから」です。

運動をしっかりして、カロリーコントロールもしっかりして、一旦下がりましたが、元に戻りました。

体重が目標の体重になると、以前履いていたズボンがはけるようになったり、気分がワクワクしました。

すると、ダイエットを終了してしまったんですね。そう、「達成した!」となったので、終了してしまったんです。

人は、苦労や苦痛を一時は我慢してやることはできますが、継続したいとは思いませんから、身体と脳は、元に戻ろうとします。そして、戻ってしまいました。

では、どうすれば良いのか考えてみました。ここでは、ダイエットを目的にしない潜在意識ダイエットをお伝えします。

目次

死ぬまで、新しい生活スタイルで行こう

ダイエットは、痩せるための行動ですので、「痩せるための」という条件付きの行動なので、その行動が終われば、元に戻ろうとします。

脳は、過去の記憶として、良かった、楽しかった、嬉しかった、楽だった、満足したという感情があると、そこへ戻ろうとします。

それを潜在意識と言います。意識には、顕在意識と潜在意識があり、潜在意識は、意識の中の9割以上を占めていると言われています。

つまり、新しい習慣が、潜在意識に入らないと元に戻りたいと思ってしまうのです。

元に戻ろうとしないためには、新しい生活スタイルに作り変える必要があるということです。

そのときだけ変えるのではなく、「これからは、『死ぬまで、新しいスタイルで行こう』と考える」ということです。

生活スタイルを変える

生活スタイルを変えるとは、「毎日の習慣を変える」ということです。
もうちょっと、極端に言うと「生き方を変える」ということです。

毎日の習慣を変えて定着するまで1ヶ月はかかるそうです。
なぜ、1ヶ月かかるのかというと、脳がそういうメカニズムになっているからなんです。

脳の記憶としては、「こうしていこう」と決めた活動が、「短期記憶」に記憶されます。

1ヶ月後、同じ行動をしていれば、活動が長期記憶に移行するので、「継続できている脳になっている」ということになるわけです。

すなわち、新しいその行動が、「当たり前の日常の行動」になっている、ということです。

では、具体的にどうするかと言いますと、今まで24時間使っていた活動の一部をやめて、新しい活動に切り替えるということになります。

摂取カロリーで考える

ダイエットは、摂取カロリーを考えるか、消費カロリーを考えるかです。

もちろん、両方をバランスよく考えるのが重要でが、100kcalを摂取するのと、100kcalを消費するのを考えると、100kcal摂取しないほうが楽にできます。

人によっては、たくさん食べてたくさん運動することが好きな人もいると思いますので、消費するのが好きな人は、たぶん毎日気にせず運動していると思います。

脂肪を燃焼させるには、運動するのが大切です。基礎代謝を上げるためにも運動をすることは大切です。
ですので、時間が取れたり、「やっぱりちゃんと運動しなきゃ」と思ったとき、運動しましょう。
ジョギングしたり、時間が取れたとき、腹筋運動するなどしてください。

私の場合は、多少やりますが、運動する時間を趣味的に確保したいとは思わないので、朝、晴れていればジョギングする程度です。
実際、朝のジョギング程度では痩せません。

摂取カロリーの方が多いので変化はとても小さいのです。

ここで考える方法は、摂取カロリーを抑える方法です。

朝、空腹感を感じるような生活スタイルに変える

一般的なダイエットで考える摂取カロリーを抑えるという行動は、一日を考えて、全体的に摂取カロリーを抑えましょう、何kcalにしましょうという方法です。

もちろん、この方法で上手く行っている人もいるでしょうから上手く行った人、おめでとうございます。

私の場合は、上手くいかなかったので別の方法を考えました。

それは、目的を変えるという方法です。
結論から言いますと、「朝、空腹感を感じるように食べる」ということです。

朝食は、午前中のエネルギー、昼食は、午後のエネルギー、夕食は、寝るためのエネルギーです。
少量で良いのは、夕食となりますので、昔ながらの3食しっかり食べるという考え方とは逆行します。
(それでも良いと思われる方のみ試してみてください)

考え方は、毎回の食事のメニューのカロリー数から、食べる量をどれだけにするのか?
ではなく
「朝、空腹感を感じるようにするにはどうすれば良いのか?」という考え方です。

つまり、「夕食を寝る前に少量だけ食べる」にするということです。

朝食、昼食はちゃんと食べます。
夕食は、納豆と、ちょびっとのご飯で、「空腹で眠れない状態を回避する」ということです。

もちろん、他のおかずでも構いません。私が、そうしているだけです。

考え方が、頭に入っていれば、あとは、自分なりの生活スタイルに合わせるだけです。


いかがだったでしょうか。

生活習慣を変えるとは、時間や行動を一時的に変えるのではなく、「自分の生活スタイルを元から変えてしまう」ということです。
最初は違和感があるんかもしれませんが、慣れたらGOODです!

ではでは

心理カウンセリングを行っています。

ストアカで講座を開いています。

自己肯定感UP 心を元気にするコミュニケーション講座 好奇心と傾聴

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