34. 親の反論にしっかり反論する。

イメージの中で、「どうして、そのようなことをしたのか？」「どうして、そう思ったのか？」「どうして、間違いだと気づかないのか？」「どうすればいいと思っているのか？」を、繰り返し繰り返し親に質問してみるんじゃ。

イメージの中で答えをもらうんですね。

そうじゃ、「相手はたぶんこう言う」という答えをもらったとして、さらにその言葉に反論するんじゃ。

質問すること自体怖いかもしれないけど、イメージの世界だと、いろいろ試しやすいですね。

もし、怖い場合は、イメージの中だから、例えば、親を小さくする。当然、怖い顔が小さくなる、怒鳴り声も小さくなる。親を大人ではなく子どもだと思って対応しても良いかもしれんぞ。いろんなことをして、親子関係を逆転させ、自分を優位な立ち位置に持って行くんじゃ。

反論に行き詰まったらどうすれば良いのですか？

反論に行き詰まる場合は、自分も親と同じように思い込みを持っている場合がある。一旦立ち止まって、どんな思い込みが自分にあるのか冷静に考えてみよう。

例えば、仕方がなかったと言われるかもしれませんよね。

仕方、つまり本当に他のやり方がなかったのか考えてみよう。父親なら母親に子育てを任せたというかもしれんし、自分もそうやって育てられたというかもしれんし、怒鳴って終わらせようとするかもしれん。

その場合はどうすれば良いのですか？

なるほど、自分がされたときのことを考えてもらうんですね。

そうじゃな、良いと思ってしたことと、自分がされたことを一緒に考えてみると、本当に良いことだったのかが見えてくるわけじゃ。

「相手の振り見て我が振り直せ」「親の振り見て自分の振り直せ」ですね。