Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明

子どもを育てるということは、自分と同じ人間を作り上げようとすることじゃ。子どもを作ると言い、できた子どもは小さいので、小さいものを作るイメージがあるが、一つの命あるこれからの人生を生きていこうとする人間には違いなのじゃ。



子育てという言葉からは、子どもを育てるというイメージしかわかないですけど、その子も大人になるわけだし、子育てではなく、人間育てですよね。



そうじゃな、人間は成長し、必ず大人になる。そんな大人を作ろうとしている意識が必要だと思うんじゃな。



大人を作ろうと思うと、「自分にはちょっと荷が重い」という意識がわいてきてしまいますね。



何も考えずに作り、何も考えずに育てているのであれば、それこそ、最大の倫理違反だとわしゃ思うんじゃ。子どもを作る、人間をつくるということはどういう責任を負うということか、考えたり、勉強したりする機会が、今の日本にはないのは残念なことじゃ。



なんでそういう考えが浮かばないんでしょうか?



分からん。わしゃ、なんとか、世の中に広めたいと思っている。できれば、高等学校や大学で、「子育て学」の一部を教える授業ができると、子どもに対する意識が変わり、トラウマが克服され、子育てがエゴやストレスではなく、子どもの成長を第一に考えた子育てができると思うし、子育てが楽しくなると思うので、そのように育った子どもが世の中に出れば、新しいアイデアで囲まれた幸せな社会が出来上がると考えている。



そんな社会になるといいですね。
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