Last Updated on 2022年9月4日 by 高橋 秀明
~親の取ってもらいたかった態度~

さて、第10章まで終わったが、今のところの感想としてはどうじゃ?



だんだん自分の中で子育てのイメージが明確になってきました。ここは、子育てを学ぶところではなかったですね。というか、トラウマの原因が明確になってきたことで、子育てに自信が持てるようになってきたようです。



そうか、それはよかった。まあ、この冊子の目的はトラウマ解消じゃが、そなたのように子育て中の親としてみれば自信が持てるようになることは、よい方向に進んでいるということじゃ。



ありがとうございます。



では、さっそく第11章を進めていくぞ。第11章では親の子育てとの違いを見てきたが、それはあくまで比較したに過ぎない。つまり腑落ちしている状況ではないと思うがどうじゃ。



そうですね、。頭では分ったのですが、心で納得いったわけではありませんね。だって、間違った子育てを長年教わってしまったわけですから。



そこで、第11章となる。第11章では、しっかり親と向き合うことをしていく。



いやいや、それは無理ですよ。怖くて向き合えません。



直接、親と対面して向き合えと言っているわけではないので安心してくれ。やることは、イメージの中で対話することじゃ。



なら、多少楽ですかね。それでもまだ、恐怖感の方が強いですが。



トラウマは、あくまで、そなたの脳の中にある恐怖感という記憶なので、現在の親の性格とは関係ないのじゃ。だから、今から親と向き合ってもあまり意味がないのでじゃ。



親に直接言っても反論されるか、誤魔化されるのが落ちですもんね。



あくまで、自分の記憶を「親から受けた間違った子育ての思い込み」から「自分なりの正しい子育てのやり方」に変換するということじゃ。



どうすれば変換できるのですか?



それは、イメージの中で親と対峙し、間違いを指摘し、正しい子育ての方法に諭してあげるという方法をとるんじゃ



イメージの中で間違いを指摘するのなら、怖いですが出てきそうですね。諭すというのは?



諭すというのは、親がどうして間違えた子育てをしたのか、自分が親より包容力のある立場に立って、優しく説明してあげるということじゃ。



いってみれば、やり方の知らない生徒(親)に先生(自分)が教えてあげるようなもんですね。



あくまで、自分の記憶を「親から受けた間違った子育ての思い込み」から「自分なりの正しい子育てのやり方」に変換するということが目的じゃ。では、早速具体的に進めていくとしよう。



わかりました。よろしくお願いします。
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